トポロジーって、実は「フォロワー数」より大事な話かもしれない
トポロジー(位相幾何学)につて考えてみた。
トポロジー。
聞き慣れない言葉ですが、ざっくり言うと、
「形や大きさ」ではなく「つながり方」に注目する考え方です。
有名な話に、
「コーヒーカップとドーナツは同じ形」
というものがあります。
ゴムのようにぐにゃぐにゃ曲げたり、引き伸ばしたりしても、
「ちぎれなければ」同じものだとみなす。
難しい数学の言葉ではあるのですが、実はかなり日常に近いです。
たとえば、SNS。
フォロワーが1万人いる人と、100人いる人がいたとします。
数字だけ見れば、1万人の方がすごく見えます。
でも、その1万人がほとんど反応しない人たちだったらどうでしょう。
逆に、100人しかいなくても、毎回ちゃんと読んでくれて、コメントしてくれて、何かあれば応援してくれる人たちだったら。
どちらのつながりの方が強いのか。
ここで大事なのは、
数ではなく、関係の質です。
恋愛も、たぶんトポロジー
恋愛でも同じです。
スペックだけ見れば、条件のいい人はいます。
年収。
見た目。
仕事。
趣味。
住んでいる場所。
価値観。
もちろん、それらも大事です。
でも、実際に一緒にいるときに大事なのは、もう少し別のところにあります。
話しかけやすいか。
沈黙していても気まずくないか。
疲れているときに無理をしなくていいか。
そして何より、
関係がゆらいだときにどうなるかです。
ここで、トポロジーの
「ちぎれなければ同じ」
という考え方が生きてきます。
忙しくて会えない時間が続いて、関係が「引き伸ばされたり」。
ケンカをして、一時的に関係の形が「ゆがんだり」。
それでも、根本のつながりが「ちぎれて」いなければ、その関係はちゃんと成立しているし、また元に戻ることができます。
つまり、相手の「条件」、
いわば「きれいな丸い形をしているか」だけではなく、
自分と相手の間に、どんなつながり方があるか。
ちぎれない関係があるか。
そこが大事なのだと思います。
恋愛は、プロフィールの一覧表では決まりません。
関係の流れと、しなやかさで決まります。
トポロジーは「つながりを見る目」
私たちはつい、見える数字や形に引っ張られます。
フォロワー数。
いいね数。
年収。
肩書き。
見た目。
住んでいる家。
持っているもの。
でも、本当に大事なことは、そこだけではわかりません。
大事なのは、
何と何が、どうつながっているか。
そして、
それがちょっとやそっとじゃ、ちぎれないか。
です。
人間関係も、仕事も、恋愛も、SNSも、結局は「つながり方」でかなり変わります。
たくさんつながっているように見えて、実は孤独なこともある。
少ないつながりでも、深く支えられていることもある。
いびつな形になってしまっても、確かな絆で結ばれていることもある。
まとめ
トポロジーは、数学の専門用語です。
でも、日常の言葉に置き換えるなら、
数や形ではなく、つながり方を見る考え方
です。
フォロワーが多いかどうかより、どんな人とどうつながっているか。
条件がいい相手かどうかより、一緒にいてどんな関係が生まれるか。
きれいな形の関係じゃなくても、ちぎれずにつながっていられるか。
そう考えると、トポロジーは意外と身近です。
世界は、見た目や数字だけでできているわけではない。
そのあいだにある「つながり方」で、けっこう変わって見える。
トポロジーって、もしかすると、
人間関係を少しやさしく、そしてしなやかに見るための言葉なのかもしれません。
追伸。
こんなことを考えながら、いまドーナツを食べています。
トポロジー的に言えば、マグカップをかじっているのと同じですね。
……うん、やっぱり数学って、よくわかりません。


